四つ葉ハント日記

シロツメクサの花満開(春の終り)

クローバーの生態をずっと観ていると、野に育つ植物の活きる強さを感じさせられます。人間や動物に刈られ、食べられ、踏まれても根付いた場所で種を作るまでは何としても生きぬく姿勢が素晴しいですね。
年に2回春と秋に満開になる光景を目にすることがありますが、育つ場所によっては一年を通じて花をつけることもあります。
さて、真っ白に花をつけたクローバーも夏のいぶきとともに枯れて一時的な眠りに入ります。夏草の急速な成長により遮られる太陽を想定しての秋までの仮眠といえます。ただし、そこに夏草が育たない場合は、再度発芽し夏のクローバーをみせてくれるのです。
ここ諫早の地も春が終りを迎え、麦の穂は黄色に色づき収穫を待っています。アザミの薄紫の花にも白い花粉が吹き始め、初夏のスタートです。

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